デスク席から(24)「夏休みに考えてほしい事のひとつ」



カテゴリー:デスク席から
2016.8.25.(木)

 ハンセン病問題をテーマにした企画展が、津市の三重県人権センターで開かれています。
 ハンセン病自体についての説明パネルのほか、愛知県一宮市・法林寺の住職だった真野正志さんが描いた絵画が展示されています。
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 真野さんは、岡山県のハンセン病療養所、長島愛生園で暮らしていた僧侶・伊奈教勝(いなきょうしょう)さん(園での名前は藤井善さん)が残した多くの言葉を絵にしました。
 例えば「らい予防法によって私たちは人間を放棄させられ、物として療養所に運びこまれたのが、病気を持つ者の私たちの当時の姿」「ハンセン病は完治する病気です」「療養所に納骨堂があるという奇異な形態は、らい(ハンセン病)だけのものである」…
 また、療養所のある島が橋で本土とつながっても、なお偏見が残っていることや、「排除の論理」によって人を不幸にすることがあってはならないとも訴えています。
 この企画展は、8月31日(水)まで、三重県人権センター(津市)1階アトリウムで開かれています。児童・生徒の皆さんの夏休みの自由研究としても、ふさわしいのではないでしょうか。
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記事URL | 投稿者:小川 秀幸|コメント(0)