18日は駅伝!ぜひ沿道で声援を!


一色 克美
2018.2.13.(火)

今度の日曜日、18日に、県内すべての市と町が参加する「第11回美し国三重市町対抗駅伝」が行われる。平成の大合併では、県内に69あった市町村が29の市と町に再編された。その新しい町の絆を深めようとはじまった大会も、ひとつの節目を迎え、今年は11回大会と、新しいスタートの年となった。
10年も続くと、さまざまな変化がある。志摩市チームが「第1回で小学生だった選手が、もう20歳以上の区間で走れるようになります。高校、大学で他地区に修行に行った選手も帰ってきて、地元のために走ってくれています」とコメントを寄せたように、僕も各地のチームを取材すると、成長した選手の姿に驚くことがある。
全国高校駅伝に出場した伊賀白鳳高校の中武監督は「今の高校生にとって、物心ついた時からある大会で、憧れになっている」と語る。この大会で町の代表になることが子どもたちの目標になっているという。高校や大学、実業団の選手が走る姿は、三重の子どもたちに確実に刺激を与えているのだ。
そんな子どもたちが憧れる存在であろうNTNの梅枝選手は「僕が子どもの頃にこんな大会があったらよかったのにって思います」と言う。高校時代に初めて日本代表に選ばれた経験を踏まえ、「早い時期に「代表」を経験することで、向上心や責任感が生まれる」と、大会のひとつの意義を語った。
ただ、出場するのは日ごろから陸上競技に取り組む人たちばかりではない。サッカーや野球部で足に自信のある選手、バスケットや水泳で、瞬発力やスタミナを培った選手。そんな子どもたちが区間賞を獲得してしまうのも、この駅伝の面白さのひとつだ。
大会が始まった時、33歳だった僕は、40歳以上のカテゴリーに出場する選手を見ながら「40歳になってもこれだけ走れるなんてすごいなぁ」と驚いたものだ。10年がたって自分自身が40代になり、ぼちぼち老化現象を感じる今では、驚きはより実感をともなって、選手の皆さんのことは、もはや尊敬するよりほかないと思っている。
さて、過去に連覇がないこの駅伝。今年は初めての連覇をねらう四日市市や、王座奪還を目指す桑名市や鈴鹿市など実力伯仲で、町として初の総合優勝を視野に入れる川越町にも注目が集まる。高校駅伝でタスキをつないだ選手たちが、各市町の代表として競い合うところや、箱根駅伝・全日本大学駅伝を沸かせた選手が走るのも見どころになる。もちろん、尾西美咲選手、高見澤安珠選手という2人の五輪選手の走りからも目が離せない。
平成の大合併から10年あまり。各市町の応援も盛り上がってきている。コースの近くにお住いの皆さんには、ぜひ沿道で声援を送っていただきたい。その応援の声が、将来のオリンピック選手を生み出すかもしれないのだ。

第11回美し国三重市町対抗駅伝
2/18(日)8:30〜11:30 生中継

JAバンクスペシャル 第11回美し国三重市町対抗駅伝(大会ダイジェスト)
2/18(日)20:00〜22:45 スタジオ生放送
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